3人を相手にしての防衛戦は大変だよ

2006/10/08放送分 No Mercy (Raleigh, North Carolina)

会場はMatt Hardyの地元であるNorth Carolinaということもあって、Mattに対する声援が大きかった。Mattはその声援を受けてトップロープからのレッグドロップからTwist of Fateに入ろうとしたのだが、Vertebreakerの3連発を食らってしまった。お互いに得意技を出し合ってカウント2が連続する試合となった。

Winner: Matt Hardy

  • KC James & Idol Stevens w/ Michelle McCool vs. WWE Tag Team Champions Brian Kendrick & Paul London w/ Ashley (WWE Tag Team Championship)

Brian KendrickとPaul Londonが反対方向に走っていき、トップロープ越しのトペ、Brian KendrickがやったIdol Stevensにドロップキックをして、そのままKC Jamesに旋回式DDT、最後は2人の合体技の連続など見所たっぷりの技がたくさんあった。

Winners: Brian Kendrick & Paul London

  • Montel Vontavious Porter vs. Marty Garner

MVPのデビュー戦となる試合。相手はMarty Garnerという見たこともない人だった。決め技は前屈させた相手の後頭部に右脚をかけて前に倒れこむというもの(Overdriveという技、MVPの場合はPlaymakerとなる)。MVPのまっとうな試合はあんまり見たことがなかったけれど、こんな決め技を持っていたんだな。

Winner: MVP

  • United States Champion Mr. Kennedy vs. Undertaker

最初はビビリビビリで攻撃をしていたMr. Kennedyだが、自分が優勢になったらUndertakerを押し込んでいた。Mr. KennedyがUndertakerに対してパイルドライバーを仕掛けたときはUndertakerの脳天がもろにリングに落ちていたから、もしかしたらという感じがあった。Mr. Kennedyは自分が不利だと判断したら自分のUnited States Championベルトをリング内に持ち込んできた。これはレフリーに制止されてしまったのだが、そこでUndertakerがMr. Kennedyにパンチをし、タイトルベルトを奪ってしまった。それでMr. Kennedyを殴打したために
Undertakerの反則負けとなってしまった。

Winner: Mr. Kennedy (DQ)

  • Rey Mysterio vs. Chavo Guerrero w/ Vickie Guerrero (Falls Count Anywhere Match)

どこでフォールしてもいいというルールのFalls Count Anywhere Match。リング上だけでなく入場口や観客席でもフォールしていいということなので、レフリーもリング上以外のところをたたかなくてはいけない。下が鉄でできているところでのフォールをカウントした後のレフリーが手を痛そうにしていたな。Mysterioはリング外のいたるところでヘッドシザースが出せるんだね。リング上で試合をしていたのは最初の5分くらいだけで、残りはずっと観客席の通路を使用しての勝負となった。

Winner: Rey Mysterio

  • Sir William Regal vs. Chris Benoit

今日はVitoのせいで散々な目にあっていたWilliam RegalがTheodore Longに命令されて急に組まれた試合。そのため相手はVitoになるとばかり思っていたのだが、入場してきたのはChris Benoit。この時は5ヶ月ぶりの登場だったみたいだ。Mark Henryにやられた後休場していたんだな。

Winner: Chris Benoit

  • Finlay vs. Bobby Lashley vs. Batista vs. King Booekr w/ Queen Sharmell (Fatal Four-Way Match, World Heavyweight Championship)

FinlayがKing Bookerと手を組んだと思ったら、King Bookerを裏切って攻撃。Batista、Lashleyには巧みな関節技を駆使して攻撃と、Finlayが試合の流れをつかんでいた。King Booker、Lashleyと順番に試合の流れをつかんでいたのだが、Little Bastardがリング下から現れLashleyを攻撃、そしてレフリーの見ていないうちにFinlayが棍棒でLashleyを攻撃していた。その後、知らぬ間に顔から出血していたBatistaが戻ってきてLashleyと一騎打ち。怪我のせいとLashleyのパワーにBatistaといえど追い込まれていた。Batistaがリング下に落とされたところでFinlayとKing Bookerが戻ってきたのだが、Lashleyは止められなかった。リング上に戻ってきたBatistaが3人にSpine Busterを3連続。そしてFinlayにBatista Bombをして勝利するかと思ったのだが、そこにLashleyがBatistaにSpearをしたために、King BookerがFinlayからフォールを奪っていくことになりタイトルを防衛した。あそこでBatistaの勝利を妨害するためとはいえ、Lashley
が入ってきたおかげでKing Bookerは勝利できたんだな。この後BatistaとLashleyの関係って悪化したっけかな?

Winner: King Booker