試合は視聴者の投票で決まる
2006/11/05放送分 Cyber Sunday (Cincinnati, Ohio)
Umagaの対戦相手が
- Kane
- Chris Benoit
- Sandman
の中から投票で決定された。
KaneはCyber Sunday前にUmagaに負けてRAWからSmackdownに移籍していたんだよな。Kaneがコーナーから飛んでくるのにあわせてUmagaは地獄突きをし、そのままSamoan Spikeで勝利した。いつものSamoan Spikeではなく、ちょっとジャンピングSamoan Spikeだったな。
試合形式は
- Fatal Four Way Match
- Tag Team Turmoil Match
- Texas Tornado Match
の中から投票で決定された。
CadeとMurdochがHighlandersに技を決めてまさにフォールしようとしていたところにCryme Tymeの2人が入り込んできて、文字通り勝利を奪っていった。しかも解説席でJRとJerry "The King" Lawlerと一緒に勝利を祝い、Kingが使っていたノートパソコンを盗んでいっちゃったよ。
ちなみに上の3つの試合形式の違いはFatal Four Way Matchが4チーム同時にリングに上がって試合をする、ただし各チームごとに参加できるのは1人でタッチをして交代。Tag Team Turmoil Matchは2チームでスタートし、負けたチームは退場して次のチームが入場、最後に残っていたチームの勝利。いわゆる勝ち抜き形式。Texas Tornado Matchは各チーム2人同時にリングに入ることができる。今回の試合の場合は4チームあるので8人が同時にリングで試合をすることができる形式。
Intercontinental Championshipの挑戦者は
- Carlito
- Shelton Benjamin
- Johnny Nitro
の3人の中から選ばれた。
JeffがCarlitoに仕掛けたファルコン・アロー(ちょっと落ちる角度が違ったような気もするが)、続けてJeffのSwanton Bombを
Carlitoは膝を立てて防いだのだが、この2つの技はかなり痛そうだったな。
DXとEdge & Randy Ortonの試合ではSpecial Guest Refereeが投票で選らばれた。
- Eric Bischoff
- Johnathan Coachman
- Mr. McMahon
この頃はまだEdge & Randy OrtonをRated-RKOと呼んでいなかったみたいだな。入場も別々だったし。BischoffはEdge, Ortonの味方をするのかと思ったら、公平なレフリングをしていた。高速カウントもなかったし、Edge, Ortonが反則をした時は注意していたし。EdgeがMichaelsにSpearをしようとしたのだが、Michaelsはそれをかわし、後ろにいたBischoffが喰らってしまった。OrtonがEdgeのSpearを喰らいフラフラになっていたTriple HにRKOを決め、代役のレフリーもリングインしてきたのだが、フォールを奪うことはできなかった。その上Bischoffは代役レフリーをリングから引きずり下ろし、Edgeは持ち込んだ椅子でMichaelsとTriple Hを倒してしまった。Bischoffはそれを見ても反則を取らなかったところを見るとやはりDXの敵なのかな。この後あまり番組に絡んでこなかったから立場が中途半端だったんだろうな。そして試合後のインタビューでEdgeとOrtonは初めて自分たちをRated-RKOと名乗った。これがRated-RKO誕生の瞬間ですな。
試合形式が以下の3つから選ばれることとなった。
- No Disqualification Match
- Diva Lumberjack Match
- Submission Match
Trish Stratusがタイトル返上をして引退したからトーナメントをやってんだな。いつもKevin Thornと一緒にいる怪奇系DivaのArielが他のDivaと一緒にいるってのはかなり違和感があったな。
Ric Flairの相棒が投票で選ばれた。
- Sgt. Slaughter
- "Rowdy" Roddy Piper
- "American Dream" Dusty Rhodes
試合前にKennyがSpirit Squadの他のメンバーを自分だけがRic Flairに勝って、他のメンバーは負けてしまっていると叱責していた。このころからSpirit Squadが終わる、Kennyがリーダー的存在であるという感じが出ていたんだな。Ric Flairはこの時57歳で、World Tag Team Championになった人の中で最年長記録だそうな。
誰のチャンピオンベルトをかけるかが投票で選ばれた。
- World Heavyweight Championship (King Booker)
- ECW World Champoinship (Big Show)
- WWE Championship (John Cena)
Big Showは他の2人と圧倒的に体格が違うので、最初は試合をリードしていたのだが、驚くべきことにCenaとBookerが協力してShowを倒そうという一幕もあった。Showをリング外でリングポストにぶつけ、Queen SharmellにFUをし、King BookerをSTFUに捕らえてCenaの勝利目前というところでKevin FederlineがCenaをベルトで殴って去っていった。それにより復活したBookerがCenaをフォールして勝利を収めた。
ここで今回集まった3つのベルトについて調べてみた。
World Heavyweight Championship
いわゆるFlairベルトというやつでNWA→WCW→WWE(WWF)と移ってきたものだ。
WWE Championship
WWWF World Heavyweight Championshipから始まったWWEが保有してきたベルトだ。
ECW World Championship
NWA Eastern Championship Wrestling Heavyweight Championshipから始まり、オリジナルECWのベルトとなり、ECWがWWEに吸収されたことでWWE所有となったベルトだ。
この中でKing BookerはWorld Heavyweight Championshipしか取ったことがないが、WCW時代とあわせて6度保有したことになる。John CenaはWWE Championshipのみを3度、Big Showのみ3つのベルトを持ったことがあり、World Heavyweight Championshpが2度(WCW時代)、WWE Championshipを2度、ECW World Championshipを1度となっている。