長期休場
2007/01/07放送分 New Year's Revolution (Kansas City, Missouri)
Cageの上に座ったNitroを追いかけてコーナーの上に登ったJeffに対してNitroが決めたサンセットフリップ・パワーボムの威力はすごかった。リングがあんなに激しい音を立てるなんて相当の衝撃だろうな。コーナーの上からJeffが仕掛けようとしたTwist of FateをNitroがかわしてみたりとなかなかの攻防が繰り広げられ、Cageの出入り口ところでCageを上から越えて外へ脱出しようとしていた
Nitroに対し扉を蹴ることで脱出を防いだJeffが扉からエスケープして勝利をした。
エプロンからトップロープに飛び乗り、コーナーに立っていたRoryに対してブレーンバスターを決めたBenjaminだが、ロープの上に立ってもまったくぶれることがなかった。Benjaminのロープ上での安定感は一級品だよな。
Haasがジャーマンスープレックス・ホールドでSuper Crazyを沈めたのだが、もう少し綺麗にブリッジができるとよかったな。
HaasがMurdochに対してリバース・インディアン・デスロックを決めた状態で相手の足を上に持ち上げて逆さ吊りの状態にして足を締め上げるという技をやっていた。なかなかカッコいい関節技だったのだが、Cadeに妨害されて負けてしまった。
Cadeがクローズライン、Murdochがマッケンロー(膝裏へのラリアット)をするという合体技を見せたのだが、最後はCryme Tymeの合体技で負けてしまった。
久しぶりにリング中央でFlairの完璧な4の字固めが決まっていた。これで勝負が決まるかと思ったのだが、Kennyはロープをつかんでエスケープし、レフリーの見ていないところでローブローをしてFlairから勝利していった。
VictoriaのサポートにMelinaが登場し、MickieのサポートにCandice MichelleとMariaが登場してきた。Victoriaがパワースラムを決めようとしたところをMickieが旋回式ブルドックで返しタイトルを防衛した。
Triple Hはこの試合で脚を怪我して休場に入るのだが、それを分かっていて試合を見てみるとかなり脚を痛めつけられていたんだな。ものすごく痛々しく見えてくる。しばらくの間MichaelsがRated-RKOに捕まって痛めつけられていた後に、とうとうTriple Hとタッチをして張り切って登場してきたのだが、そこでOrtonに仕掛けたスパインバスターで右ひざを痛めてしまったようだ。そんな痛めた状態でもぺディグリーをあまりいい形とはいえないが決めてみたり、試合の最後まで立ち上がり続けていた辺りはさすがプロですな。その後は
Michaelsが突然レフリーを殴り椅子を持ち込んでRated-RKOを血まみれにし、アナウンサー席にEdgeとOrtonを並べ、EdgeにはTriple Hがぺディグリー、OrtonにはMichaelsがダイビングエルボードロップを決めてDXが立ち去っていった。Triple Hは自分の仕掛けたスパインバスターの衝撃をもろに右膝で受けたために怪我をしてしまったのかな。アナウンサー席でRated-RKOを倒すところまでが予定に入っていたのか、椅子で殴ってNo Contestとなるところまで予定に入っていたのかは分からないが、怪我があっても尻切れトンボにはならない試合だった。
Carlitoがコーナーで三角飛びムーンサルトを見せた。Carlitoは飛べる選手だが、これはなかなか高度な技だったな。RAWでは見たことないからPay Per View限定の隠し技かな。MastersのMaster LockをかわしたCarlitoだったが、意外と簡単に丸め込まれてフォールされてしまった。3カウントを奪ったMastersもちょっとびっくり顔していたような気もする。かなりあっさり終わってしまったので、会場もメインイベント前にいまいちな盛り上がりだったな。
Umagaのサモアン・ドロップへの入り方はいつ見てもすばらしい。絶妙なタイミングで出してくるからインパクト絶大だよ。ロープの反動で走ってきたCenaに対して出した地獄突きも効果絶大なフォームで決めていた。CenaはUmagaのパワーの前に苦戦する展開が続いていた。Cenaがコーナーに倒れたところにUmagaがヒップアタックを仕掛けようとしたのだが、CenaはさくっとかわしてUmagaを丸め込み3カウントを奪った。FUも出すことができなくてCenaが珍しく苦戦を強いられた試合だったな。