悲劇の結婚式
2007/09/21放送分 Smackdown (Atlanta, Georgia)
先日行われたUnforgivenにてとうとうBatistaがWorld Heavyweight Championに返り咲いた。The Great Khaliは再戦権を使ってNo MercyにてPunjabi Prison Matchでタイトルマッチを行うよう要求してきた。そこへMark Henryが登場し、自分もBatistaと勝負がしたいと主張、今夜BatistaとHenryの試合が行われることが決定した。
Nobleは試合を有利に進めていたのだが、リングサイドにHornswoggleがいつもかぶっている緑色の帽子があることを見つけてしまい、そちらに向かって行ってしまった。緑色の帽子をつかんでみると帽子をかぶっていたのはShanon Mooreだった。Mooreは悪ふざけをしてNobleをおちょくりにきたんですな。そのスキを突いたYangがコーナーから場外へのボディープレス、リング内に戻ってコーナーからのムーンサルトプレスを決めて勝利した。
Vontavious Porter & WWE Tag Team Champion Matt Hardy vs. Deuce & Domino
w/ Cherry
前回はMattがMVPの都合に合わさせられていた感があったが、今回はMattがコントロールしているという感じだった。MVPが攻撃するから捕まえておいてくれとMattに頼んでロープに走ったところでMattがMVPを待たずにブレーンバスターをしてみたり、MVPがMattから無理やり試合権を奪おうとした時もタッチをかわしていた。それに怒ったMVPがMattを小突き、Mattもそれに応戦するということをしている隙にMattが丸め込まれて負けてしまった。
Rey Mysterioが登場し、アナウンサーのMichael Coleにインタビューされていた。MysterioがWrestleMania 22でWorld Heavyweight Championになり、Chavoの裏切りでタイトルを失い、ChavoとのI Quit Matchで10ヶ月の休場に追い込まれ、そして先日のChavoとのI Quit Matchで復讐を果たすことができたことについてColeに尋ねられると、Reyは復讐ではなくRedemption（償い）であると言い換えていた。それに何故かアナウンサー席で見ていたJohn Bradshaw Reyfieldが食いついてきた。JBLはMysterioと引退をかけた試合に負けたためにアナウンサーに転向したので何かと恨みもあるのだろう。MysterioがJBLにもう一度試合をするかと尋ねたところ、JBLは現在アナウンサーとして契約しているから試合はしないと言い、自分の代わりにFinlayを呼び出した。FinlayはJBLからマイクを受け取り何かしゃべるのかと思ったのだが、いきなりマイクでMysterioを殴打してきた。せっかくJBLが復帰するのかと期待したのにな。
チャンピオンになったBatistaは動きも絶好調、Henryを持ち上げてスパイン・バスターを決めてみせた。その時The Great Khaliが登場してきたのでBatistaもリングを降りてKhaliの迎撃に向かったのだが後ろからHenryも迫ってきていた。ところがBatistaはちゃんとHneryが近づいてくるのを警戒しており、くるりと向きを変えてHenryにスピアーを食らわせた。しかしKhaliにつかまってしまい頭を両手で押しつぶされ（Khali Vice Grip）、そこにHenryのクローズラインを食らってしまった。巨人2人の攻撃にさすがのBatistaも対抗できませんな。
General ManagerのTheodore LongとCrystalの結婚式のために関係者一同がリングの周りに集まってきた。めでたい式のはずなのだがJillianが歌をプレゼントするといって会場中からブーイングを浴びて退場させられたり、Godfatharが登場して別会場でパーティをするからといって参列者を連れて行ったり、Hornswoggleを追いかけてMr. McMahonとJonathan Coachmanが退場していったりと散々な式となってしまった。そして最後の誓いをするところで突然Longが心臓を押さえて倒れてしまい、幸せなはずの結婚式が散々なことになってしまった。
