大怪我注意

2006/12/17放送分 Armageddon (Richmond, Virginia)
WWE アルマゲドン2006 [DVD]

Montel Vontavious Porter vs. Kane (Inferno Match)

7年ぶりのInferno Match。前回この試合を行ったのはKaneとTriple Hだそうな。リング外を火が取り囲んでおり、対戦相手に火をつけたほうが勝ちというルール。入場の時にいつもはKaneが腕を振り下ろすのに合わせて、リングのコーナー4隅から炎が上がるのだが、今回はリングを取り囲んでいる炎が燃え上がった。リング外を炎で包まれていたら中で試合をしている2人はものすごく熱いだろうな。MVPがコーナーに登った時にKaneが後ろから押したために試合はリング外での勝負となり、とうとうKaneはMVPの背中に火をつけることとなった。MVPのリングスーツは見たところ化学繊維だからかなり危険だな。Armageddon後しばらく火傷で苦しんでたけど、あれは演技ではなく本当に火傷してたな。この後しばらくJBLがTheodore Longに対して怒っていたが、あれはどうなったんだろう?MVPが復帰したらうやむやになっていったな。
Winner: Kane


WWE Tag Team Champions Brian Kendrick & Paul London vs. William Regal & Dave Taylor vs. MNM (Joey Mercury, Jonny Nitro w/ Melina) vs. The Hardys (Matt Hardy & Intercontinental Champion Jeff Hardy) (WWE Tag Team Championship, Ladder Match)

4チームいる上にタッチ不要の8人同時参加の試合なので攻防がめまぐるしかった。RegalとTaylorはレスリング勝負の方が得意なので梯子が投入されるまではよかったのだが、梯子が入ると経験からHardysが有利になってくるな。MNMが梯子をリング上に準備し、Jeffをコーナーからその上に落とそうとしたのだが、Mattが救出に入り逆にMNMの2人に梯子を喰らわせることとなったのだが、この時に梯子の当たり方が悪かったためかMercuryは鼻を骨折、尋常じゃない出血をしていた。Ladder Matchに怪我は付きものだけれど、あれは明らかに事故だったな。梯子の上にいたRegalに対しKendrickが不知火を決めたのだが、回転がいまいちで技をかけたKendrickも危ない角度で落ちてた。4チームいるので攻防が止まらないし、予想外の動きがたくさんあったのでかなり見ごたえのある試合だった。Mercuryの怪我がなければ完璧だったのにね。
Winners: Paul London & Brian Kendrick


Mike "The Miz" Mizanin vs. Boogeyman

Mizがコーナーから飛んだところをBoogeymanが捕らえて勝利した。試合後は恒例のミミズ攻め。Boogeymanは出場してきたりしばらく見なかったりするけどどうなってるんだろう?怪我が多いのかな。ここ最近もまた見なくなったし。
Winner: Boogeyman


Chavo Guerrero w/ Vicky Guerrero vs. United States Champion Chris Benoit

BenoitとChavoが試合をするとやはり技術が映えるな。Benoitが7連発ジャーマンスープレックスをしたけど、Steve Austinにかけた10連発を思い出させるな。Vickyがベルトを持ち込んでBenoitに殴りかかろうとしたのだが、BenoitはChavoに仕掛けていたシャープシュータをはずしVickyに向かっていった。その隙を突いたChavoがBenoitを丸め込んだのだが、Benoitはそれをも返してシャープシュータで勝利した。
Winner: Chris Benoit


WWE Cruiserweight Champion Gregory Helms vs. Jimmy Wang Yang

Helmsがコーナーから飛んでくるのに合わせて仕掛けたWang Yangの回転胴回し蹴りは綺麗だったな。ドロップキックで迎撃するのは見たことあるけど回転胴回し蹴りをもってくるとはなかなかですな。Wang Yangがコークスクリュームーンサルトに失敗しHelmsの顔面への膝攻撃で勝負が決まったのだが、技が決まったときのWang Yangのはじけ方がよかった。
Winner: Gregory Helms


Mr. Kennedy vs. Undertaker (Last Ride Match)

全般的にUndertakerがKennedyを押し続ける展開となった。KennedyがUndertakerにチョークスリーパーをして霊柩車に押し込む時もあったのだが、Last Ride Matchのルールでは霊柩車に押し込んでアリーナ外まで連れて行かないと勝利できない。そのためしばらくしてUndertakerは霊柩車から出てきて試合続行となった。Kennedyが入場口付近にセットしてあった高さ5m程の舞台上に戦いの場が移され、UndertakerのチョークスラムをかわしてKennedyがUndertakerを下に落とした。カメラの角度からUndertakerの落ちた先が見えなかったのだが、ちょっとマットみたいなクッションが敷いてあるところだったので大事はなかっただろう。再び霊柩車にUndertakerを押し込み車を出発させようとしていたKennedyだが、運転席の後ろからUndertakerが起き上がりKennedyにつかみかかってきた。あれはホラー映画ばりの恐怖映像だったな。そしてUndertakerは霊柩車の上でチョークスラムとTombstone Piledriverを決め、Kennedyを霊柩車でアリーナ外
へ連れ出していった。霊柩車の上で技を決めたときは以前SummerslamでJBLがリムジンの上でチョークスラムを決められた時にリムジンの屋根が抜けたことを思い出したが、今回は丈夫な車だったな。
Winner: Undertaker


King Booker w/ Queen Sharmell & Finlay vs. WWE Champion John Cena & World Heavyweight Champion Batista

チャンピオンチームが勝つだろうと安心して見られる試合。あんまり見せ場がないな、と思っていたところでHornswoggleが登場してきた。Cenaに蹴りを仕掛けたのだが、かわされた後にフラフラして倒れてしまった。いったい何が起きたのか分からなかったがスローモーションで見てみたら蹴り足が自分の頭に当たっていたのね。BatistaがBookerにBatista Bombを決めて勝利。この後CenaとBatistaはWrestleManiaまで対戦する機会が何度かあるよな。この2人でいつかタイトルを争ってみたら面白いかも。
Winners: John Cena & Batista