衛星中継トラップ
2007/10/01放送分 RAW (Cleveland, Ohio)
リング上にちょっとおなかがたぽたぽしている3人の男が並んでいた。そこへMr. McMahonが登場しこの3名を紹介、アマチュア・レスリングのチャンピオン、空手のチャンピオン、Ohio州相撲のチャンピオンだった。McMahon氏はデモンスト
レーションのために自らこの3人と勝負すると思われたのだが、そこへNo Mercy
にてTriple Hとの対戦が決定しているUmagaが呼びこまれ、この3人をあっという間に倒してしまった。
Kendrick vs. Shelton Benjamin, World Tag Team Champions Lance Cade &
Trevor Murdoch
Jeffがトップロープに立ったところでリング下からBenjaminが足をはじき、そのBenjaminに対してエプロンからバク転でLondonが飛び、Kendrickはリングに残っていたCadeにロープを使って不知火を決め、ダウンしたCadeに対してJeffが特大のSwanton Bombを決めるという怒涛の展開で試合が閉められた。いつものSwanton BombはちょっとJeffのお尻がリングに落ちて微妙にターゲットからずれているのだが、今日のは完璧にCadeの上に落ちていた。
コーナーに振られたCodyはコーナーにつかまって飛び上がり、Hollyの首を足ではさんだのだが、そこはHollyも読んでいたようでCodyの体を持ち替えてアラバマ・スラムを決めて勝利した。
McMahon氏はTriple Hが入場後に行う観客へのアピールを音楽止めることでさえぎったりもして揺さぶりをかけてきた。そしてレフリーがまだ登場していなかったので早く来いと呼び出したのだが、そこに出てきたのはCarlitoだった。明らかにMcMahon氏寄りのCarlitoがレフリーの状態で試合がうまく進むのだろうか。McMahon氏は試合が始まってもリング下に降り、Triple Hが追いかけようとしてもCarlitoがリング下へ降りるのをさえぎっていた。うまくCarlitoをごまかしてTriple HがMcMahon氏を捕まえたのだが、ぺディグリーを決めようとしたところでCarlitoのバックブリーカーをして邪魔をしてきた。怒ったTriple HはCarlitoも倒してしまい反則裁定が採られたのだが、その後McMahon氏を捕まえたところでUmagaが登場してきた。Triple HもUmagaのサモアン・ドロップをかわしてDDTを決めたのだがUmagaにはまったく効果なし。そしてスーパーキックとヒップアタックですっかりダウンしてしまった。Umagaがサモアン・スパイクでとどめを刺そうとしたところにCarlitoがクローズラインでTriple Hをリング下に落としてしまった。邪魔をされたUmagaがCarlitoに気をとられているスキにTriple HはSledgehammerを取り出したのでUmagaとMcMahon氏はさっさと逃げ出していった。
先週気があるフリをしていたMelinaに対し復讐するためか、Hornswoggleがリングサイドでちょこちょこ顔を出してきた。それに気をとられたMelinaが負けてしまった。試合後にMelinaはHornswoggleを追いかけてリング下に入ったのだが、Hornsoggleがリング下から出てきたときにはなぜかMelinaのリングコスチュームを手にしていた。リング下から出るに出られなくなってしまったMelinaはこの後どうなったんだろうな。
Mr. Kennedyもペースをつかんで試合を進行できていたのだが、蟹バサミで足を引っ掛けられて転ばされ、そこからCenaのSTFUが決まってあっさりとタップアウトとなってしまった。お決まりのCenaの技もなくかなり意外な終わり方だった。試合後、Cenaが立ち上がろうとしたところに番組の中盤にChicagoからの衛星中継で参加し、会場に来ていないはずのRandy Ortonが登場しRKOを決めた。No Mercy直前でOrtonとCenaが接触しないわけはないと思っていたが、衛星中継で会場にいないと思わせておいて出てくるとはやられましたな。OrtonはCenaに鉄階段をぶつけ、アナウンサー席のモニターで殴り、最後はアナウンサー席の上でRKOを決めてCenaを完全にダウンさせた。No Mercyで行われるLast Man Standing MatchでWWE Championshipベルトはどちらの手に渡るのだろうか？
